FAQ

経緯

SPEED、J-SPEED、そしてMDSへ

★開発の背景

  • 災害時、被災地においてはあらゆるニーズが増大するが、対応する地元機関も被災することにより平時の情報収集経路が途絶し、ニーズ情報は潜在化する。一方、被災地には様々な支援チームがかけつける。この外来チームは自己完結を旨とし、報告の能力/余力がある。しかしその派遣元は多様であり、それぞれ異なる様式を備えて被災地に赴いているために、被災地側からみれば全支援チームが持つ報告能力を集約的に活かすことはできていなかった。
  • もし、全支援チームが利用可能なほど簡易でかつ有効な標準報告様式が開発され、その利用についての全国的な合意形成がなされれば、これまでは把握が難しかった被災地の状況が見える化され、被災地で指揮をとる災害対策本部長等の助けとなり、もって被災者に効果的な支援が効率的に届けられるのではないか?
  • このような課題・アイディアへの対処として、フィリピン国保健省とWHOが共同開発したSPEEDをモデルにして、我が国の災害医療分野で開発されたのが、日本版SPEED(J-SPEED)である。

★SPEEDとは

  • 2009年にフィリピンで1月の間に発生した連続する3つの台風災害を契機として、WHO(World Health Organization)とフィリピン保健省が協同で開発した災害時サーベイランスシステムのこと。21の症候群(症状の組み合わせ・検査不要のため被災地でも運用可)によって、被災地医療ニーズを迅速に集計し、意思決定者による医療資源配置・配分に関する指揮を支援する。
  • SPEED(Surveillance in Post Extreme Emergencies and Disasters)の頭文字をとっている。

http://www.wpro.who.int/philippines/areas/emergencies_disasters-SPEED/en/

★SPEEDコンセプトとは

  • SPEEDコンセプトとは、「A4一枚の様式を用いて災害時に症候群によって患者状態を分類し、同時に複数の症候群の登録を受け付けることによって、被災地全体の医療ニーズを意思決定者に迅速に報告し、もって意思決定者による医療資源配置・配分に関する指揮を支援する」というシステムの設計思想のこと。

★SPEEDシステムとは

  • 用語としてはSPEEDのみで成立している。しかしSPEEDのみだと聴衆等が情報システムとしてのイメージを持ちにくいことがありSPEEDというシステムという、すこし回りくどい言い回し意図で付け足されることがある。

★J-SPEEDとは

  • WHOおよびフィリピン保健省が開発したオリジナルのSPEEDを、日本向けに開発・ブラッシュアップしたのがJ-SPEEDである(集計対象は高齢化等も反映した26項目)。J-SPEEDの主たる想定ユーザーは災害医療チームで、J-SPEEDは「災害時の診療録のあり方に関する合同委員会」(後述)が提案した災害診療記録(通称:標準災害カルテ)に収載されている。
  • 被災地で診療活動を実施した災害医療チームは、その日の診療実績をJ-SPEED様式を用いて集計し、活動日報として、調整本部に報告する。
  • SPEEDコンセプトの日本における最大の発展は、災害医療チームが利用するカルテ上にSPEEDを展開したこと(J-SPEEDのチェックボックスをカルテ上に配し、日報様式とカルテ様式を情報面で連結させたこと)である。これにより医師はカルテのみに記載すればよくなり、日報様式への集計作業は医療専門職以外のスタッフでも簡単に担当できるようになった。
  • 名称表記

呼称:J-SPEED (英文・和文とも)

英文表記:Surveillance in Post Extreme Emergencies and Disasters - Japan version.

和文表記:災害時診療概況報告システム J-SPEED

★JDR-SPEEDとは

  • J-SPEEDをベースにして、我が国の国際緊急援助隊(JDR)が海外の被災地で利用するための改編を加えたもの。主な改変点は集計項目の追加で、例えば日本(J-SPEED)では赤痢は稀なため設定がないが、海外(JDR-SPEED)では重要な疾患であり集計項目とされている。
  • JDR-SPEEDにおけるSPEEDコンセプトの最も重要な発展は、集計項目の追加に関連して、病名に加えて処置(創処置、手術、点滴)や患者転帰(帰宅、入院)を集計対象としたことがある。これにより患者の診療エピソードが一連として把握可能となった。(SPEEDとJ-SPEEDは基本的に病名のみ、JDR-SPEEDは病名【下痢症】+処置【点滴】+転帰【入院】)
  • なお、病名と処置の組み合わせによって必要な医療資源がより正確に把握可能になる(例:外傷+入院、外傷+外来処置のみで帰宅)、というアイディアは、我が国の平時の診療情報管理の基盤技術であるDPC(Diagnosis Procedure Combination)に着想を得ている。

★SPEED Familyとは

  • 現状ではSPEED、J-SPEED、JDR-SPEEDの3つ。フィリピンから日本へ。この動向から、各国がそれぞれのSPEEDを開発・整備するというアイディアが生まれた。(例えばタイならばT-SPEEDを整備してはどうか。各国が共通のフォームをもてば、災害時に相互に援助をしやすくなるのではないか、というアイディア。)


★J-SPEEDのロゴ

  • J-SPEEDの周囲の文字: Surveillance in Post Extreme Emergencies and Disasters - Japan version. Since 2015. Developed by adapting the Philippines's system; introduced by the JDR. (J-SPEEDのロゴ・デザインは課題検討会電子カルテが開発した電子カルテ名称のデザイン候補から着想を得ている)

★MDSとは

  • フィリピン生まれ、日本育ちのSPEEDコンセプトがWHOが設置したワーキンググループ(WG)によって検討され、最終的にWHO国際標準として採択されたもの。ワーキンググループにおける検討は終始、日本(JDRメンバー)が主導し、成果物はMDS(Minimum Data Set:MDS)と命名された。
  • MDSとは、被災地で活動する緊急医療チーム(Emergency Medical Team:EMT)が患者のカルテから抽出し、日報として被災国保健省へ報告すべき46の必須項目のことで、項目は、年齢層、性別、妊娠の有無、外傷・疾病の種類、処置、衛生状態などから構成されている。これらの項目と定義を国際標準化することにより、今後、被災国保健省は全ての活動中EMTの日報データを合算して被災地全体の最新状況を把握・分析し、医療資源の配分や感染症流行の早期対応などの意思決定に迅速に反映させることが可能となる。
  • MDSは2017年2月にワーキンググループからWHOのEMT戦略諮問委員会に報告され、討議の結果、満場一致で国際標準として正式に採択された。
  • WHOに登録する全てのEMTは、今後の災害派遣においてMDSを日報様式として活用することになる。また、WHOが各国保健省に対して実施するEMT調整所研修や国際演習において普及が図られることになる。

(引用元)https://www.jica.go.jp/information/JDRt/2016/20170209.html


関係組織編

★JDRとは

  • 国際緊急援助隊(Japan Disaster Relief)のこと。国際緊急援助隊の派遣に関する法律(JDR法)に基づき、被災国政府の要請に応じて日本国政府が派遣する。救助チーム、医療チーム、専門家チーム、自衛隊部隊、感染症対策チームからなり、外務省/JICAが事業を管理している。

★DMATとは

  • 阪神大震災を契機にして我が国に公的に設置された災害医療チーム。国内の災害に対して派遣される。厚生労働省が事業を所管している。

★J-SPEED(国内)とJDR-SPEED(国際)でSPEEDを共有する意義は?

  • DMATとJDRはそれぞれ派遣先(国内、国際)と所管省庁(厚生労働省、外務省)が異なるものの、登録されている隊員は相当に重複しており、両チームでSPEEDを共有することが、訓練の効率化や報告様式・分析手法等の知見相互共有に役立つと期待されている。

★「災害時の診療録のあり方に関する合同委員会」とは

  • 東日本大震災を契機にして、災害時の診療録の標準化を目的に設置された委員会。日本医師会・日本災害医学会・日本救急医学会・日本診療情報管理学会・日本病院会・日本精神科病院協会・国際協力機構からの参加者が構成(3学会4団体)。2015年に標準災害診療記録を公開した。同災害診療記録にはJ-SPEEDが搭載されている。

http://www.jaam.jp/html/info/2015/pdf/info-20150602.pdf

http://www.jhim.jp/disaster/index.html

★「災害時の診療録のあり方に関する合同委員会」におけるJ-SPEED収載の経緯

  • 2013年に発生したフィリピン巨大台風Yolanda災害に対するJDRミッションが契機となった。JDRは海外から参集した国際医療チームが参集する定例調整会議(ヘルスクラスターミーティング)において、国際医療チームも現地フィリピンの国内チームが利用しているSPEEDフォーマットを用いて診療実績を報告するべきと提案した。議長を務めていた保健省高官がこの提案を即時に承認したことを受け、JDR隊員は持参してきた様式をその場で各国チーム代表者に配布した。翌日以降、すべての国際医療チームがSPEEDを用いたサーベイランスに参加することとなった。
  • すべての医療チームが同一様式で報告をすることとなった効果は劇的で、まず、会議時間が短縮された。そして、全医療チームの診療実績が集計可能となり、被災地の傷病構造の全容が明らかになり、被災国保健省による指揮機能が強化された。
  • JDRが関与する実活動によりSPEEDの有効性が確認されたことを受け、帰国後、JDRにおいては課題検討会電子カルテが日本版SPEED(J-SPEED)の原案を開発し、合同委員会に提案した。提案を受けた合同委員会は、委員会内での検討のみならず国内の救急・災害医療や診療情報管理分野の関係者からも広く意見を聴取して様式に反映させた。この過程を経てJ-SPEEDはブラッシュアップされ、ついに合同委員会が提唱する災害診療記録に収載されるに至った。

(関係文献) 日本集団災害医学会誌19(2), 190-197, 2014. 災害時健康情報の実践的集計報告システムJ-SPEEDの開発


関係システム編


★JDR-MOSとは

  • JDR-MOSは国際緊急援助隊医療チームが開発した電子カルテシステム「Japan Disaster Relief - Medical Mission Operating System」 のことである。診療情報を単に記録するのではなく、リアルタイムの分析・可視化・報告につなげる機能を有することが特徴である。

★JDR-MOSとJDR-SPEEDの関係性は?

  • JDRーMOSの開発で大きな問題となったのは、登録した患者情報をいかに報告につなげるのか、ということであった。報告すべき情報の核は疾病別の患者数であるが、そのカウント方法の設定は実は単純ではない。その理由は1)病名は無数にあり、さらに2)検査機器がないなかで確定診断ができないためである。
  • このような問題を見事にクリアしていたのがSPEEDで-SPEEDは1)わずか21の症候群で被災地医療ニーズをある程度表現できている、また2)症候群(発熱とか発疹とか検査機器がなくてもわかる症状の組み合わせ)によって検査機器のない被災地でも報告可能、な設計となっている。
  • この整理の方法(=SPEEDコンセプト)をもとに、まず日本国内災害向けに開発したのが日本版SPEED(J-SPEED)である。そのJ-SPEEDを国際災害向けにわずかに改編したものがJDR-SPEEDで、JDR-SPEEDは災害現場における報告機能を支えるに基幹技術としてJDR-MOSに搭載されている。

★iSPEEDとは?

  • 日本から母国フィリピンへのSPEED里帰りプロジェクト(フィードバック・プロジェクト)として、2016年にJICAの資金援助を受けて実施された国際プロジェクト。J-SPEEDにおける発展(SPEED活動日報と直結するチェックボックスをカルテ上に配し、日報様式とカルテ様式を情報面で連結させたこと等)、そしてWHOにおけるMDS国際標準化を受けて、両発展を本家SPEEDにご恩返しとして提案した。SPEED21項目とMDS46項目を調和させたリストを開発し、スマートフォンアプリ(WEBシステム)として提供した。2016年11月から12月にかけて、マニラおよびタクロバンで実証実験を行い、事後アンケートでは参加者36名中36名がフィリピン全土での導入に賛成した。この実績等を踏まえ、フィリピン保健省はiSPEEDの公式採用を決定した。

現場活動

★J-SPEEDの初稼働

‐ 2016年4月に発生した熊本地震においてJ-SPEEDの初の大規模運用を果たした。

‐ 実稼働で確認されたJ-SPEEDの効果/強みは以下の通り。

① (簡易性): ほぼ初見の状態で計353チームが集計報告を完遂

② (速報性): 翌日の県庁調整会議までに日報連日作成(“定時に同じフォームで報告”)

③ (作業分割性):日報作成作業等は被災地外に外出し(被災地負担軽減)

– 【体制】 本部データマネージャー + オフサイト解析支援チーム (産業医科大学のスタッフが北九州市で解析支援)のセット運用

④ (実効性):

– 緊急のメンタルヘルスケアニーズ(自殺企図等)が本部報告されDPAT支援実施

– ノロウィルス発生が探知され介入(衛生資機材優先配備)につながった

– 症例数や災害関連性の有無等の推移が可視化

– 特記欄は質的な重要事象(数値化しにくい課題)の伝達に有効であった

– 災害医療チームの撤収時期の判断に貢献(行政官とのエビデンス共有)

⑤ (記録性)

– 48日間で1,828件の報告が実施されデータベースに登録(合計患者数8,089人)

– 災害発生直後のデータの一部はWEBサイト立ち上げ後に後追いで登録

‐ 確認された課題は以下の通り。

    1. (準備)様式は公開されていたが、周知・訓練は不十分
    2. (登録)登録サイト等、急きょ発災後に立ち上げ
    3. (様式)デザイン(欄が狭い・性別の疾病構成必要・死亡欄利用なし)
    4. (作業)調整本部のデータ処理量増大

‐ 展望は以下の通り。

(準備)DMAT隊員養成研修での訓練が開始された

(登録)EMISのJ-SPEED登録環境を改善

(様式)様式改善(フィードバック様式開発を含めた改善)

(作業)データマネージャー + オフサイト解析支援チームの常設化

(対処)実支援との対応強化

– 各集計項目に対応する対応部門・支援団体との紐づけ・対応例示

– 今後、災害医療関係者以外にもデータの存在を周知


★J-SPEEDの稼働実績

  1. 2015年9月 関東・東北豪雨災害(先行的稼働)
  2. 2016年4月 熊本地震(大規模初稼働・紙運用)
  3. 2017年7月 九州北部豪雨
  4. 2018年7月 平成30年7月豪雨(電子運用開始)
  5. 2018年9月 北海道胆振東部地震


★JDR-SPEEDの実践

  • JDR-SPEEDはJ-SPEEDよりも先に実稼働された。
  • JDR-SPEEDは2015年バヌアツミッションの際に現地に持参された。しかしこの際には少人数編成のチームによるモバイル診療中心のミッションであったため運用は試みられなかった。初の本格運用は2015年ネパールミッションでのことである。しかしながら初運用の段階ではカルテ上にJDR-SPEEDのチェックボックスが配置されていなかったことからデータの事後確認に時間を要し、また集計対象の定義の共有に時間を要するなどの問題が発生した。これらの課題に対してJDR1次隊2次隊の隊員は現場活動期間中に解決策を見つけて対処し、ミッションにおけるJDR-SPEEDを用いた診療情報管理と活動実績報告を完遂させた。この際の教訓はその後、国内用であるJ-SPEEDや、その後に開発されたWHOのMDSにダイレクトに反映された。

沿革

★沿革

‐ 2012年04月 JDR課題検討会電子カルテ設置

‐ 2012年09月 JDR課題検討会電子カルテ設置でSPEEDを分析しJ-SPEED構想を議論

‐ 2013年11月 JDRフィリピン・ミッション(SPEEDを用いた情報コーディネーションを実施)

‐ 2014年02月 災害時の診療録の在り方に関する合同委員会・JICA参加(J-SPEED誕生)

‐ 2015年02月 同合同委員会・災害診療記録(国内災害向け標準カルテ)公表

‐ 2015年04月 JDR医療チーム課題検討会電子カルテ JDR-MOS完成

‐ 2015年04月 JDRネパール・ミッションJDR-SPEED利用(課題抽出とSPEEDの個票化)

‐ 2015年12月 災害電子カルテの分野で先行するイスラエル国チームをJDRが調査訪問

‐ 2016年02月 JDRがイスラエル政府とともに、MDS構想をWHOに提案

‐ 2016年03月 MDSに関する文献レビューをWHO神戸センターにて実施(産業医科大学人事交流事業)

‐ 2016年04月 熊本地震発生・J-SPEED初稼働

‐ 2016年04月 iSPEED民間技術普及促進事業採択

‐ 2016年05月 G7伊勢志摩サミットに配備された医療班がJ-SPEEDを応用的に活用

‐ 2016年05月 WHO EMT MDS第一回ワーキンググループ開催(東京)

‐ 2016年08月 WHO EMT MDSインターネット国際調査実施(英語・スペイン語)

‐ 2016年09月 WHO EMT MDS第二回ワーキンググループ開催(イエルサレム)

‐ 2016年11月 iSPEED実証実験(マニラ及びタクロバンにて、フィリピンミッション派遣医師参加)

‐ 2016年11月 WHO EMT Global Meeting(香港)でMDSセッション初開催

‐ 2016年12月 WHO EMT SAG(戦略諮問委員会)で初回プレゼン

‐ 2017年02月 WHO EMT SAG(ジュネーブ)で第二回プレゼン⇒全会一致で承認

‐ 2017年04月 JDR医療チームがMDS普及対応班を常設班として設置

‐ 2017年05月 災害時の診療録のあり方に関する合同委員会にて国内MDS電子利用採択

‐ 2017年06月【訓練】WHOとECOHが主催したEMTCC Training Courseで講義等担当(イタリア)

‐ 2017年06月【事業】総務省事業(防災AI)でのJ-SPEEDスマホアプリ採用

‐ 2017年07月【訓練】ARCH第1回地域連携ドリル講義等担当(タイ)

‐ 2017年08月【開発】WHO本部において、EMT事務局担当者と様式の最終化に向けて共同作業

‐ 2017年08月【訓練】iSPEED National Trainingを企画提供 (フィリピン)

‐ 2017年08月【国内】国立病院機構電子カルテ災害診療記録J-SPEED/MDS電子データ自動抽出事業説明会開催

‐ 2017年09月【訓練】INSARAG/EMTCC合同演習にWHO Exconとして招聘参加(マレーシア)

‐ 2017年09月【開発】フィジー政府がMDSの導入に係るODA技術支援を日本国外務省に公式要請(フィジー)

‐ 2018年03月【訓練】ARCH第2回地域連携ドリル講義等担当(ベトナム)

‐ 2018年04月【国内】DPATによる精神保健医療版J-SPEED(MDS)の開発完了

‐ 2018年04月【国内】国立病院機構電子カルテ災害診療記録J-SPEED/MDS電子データ自動抽出事業説明会開催

‐ 2018年04月【国内】災害時の診療録のあり方に関する合同委員会にて精神保健医療版J-SPEED正式採用

‐ 2018年04月【事業】厚生労働省事業(DPAT)にてJ-SPEED電子システム採用

‐ 2018年05月【事業】ASEAN災害医療連携強化プロジェクト第3回ASENA加盟国向け研修(災害診療情報管理講師)(タイ)

‐ 2018年06月【訓練】INSARAG/EMTCC合同演習にてJ-SPEED姉妹アプリiSPEED稼働(フィリピン)

‐ 2018年07月【実用】平成30年7月豪雨災害にてJ-SPEED電子アプリ初稼働

‐ 2018年08月【訓練】政府大規模地震時医療活動訓練 で稼働 (日本)

‐ 2018年09月【実用】北海道胆振東部地震にてJ-SPEED電子アプリ稼働

‐ 2018年09月 災害時の診療録のあり方に関する合同委員会第15回委員会にて災害診療記録/J-SPEED2018採択(国内・国際標準の共通化実現)

‐ 2018年10月 J-SPEED電子アプリが 2018年度グッドデザイン賞 GOOD DESIGN BEST 100 受賞

‐ 2018年11月【訓練】iSPEED National Trainingを企画提供 (フィリピン)

‐ 2018年11月【訓練】九州・沖縄ブロックDMAT実動訓練で稼働 (日本)

文献等


  1. 久保 達彦. 難民版J-SPEEDの開発について 平成29年度厚生労働科学研究費補助金 (新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業)新興・再興感染症の発生に備えた感染症サーベイランスの強化とリスクアセスメント 2019年
  2. 久保達彦. 難民を対象とした診療概況の迅速可視化手法-難民版J-SPEED 月間公衆衛生情報 2019年
  3. 久保達彦. 災害診療記録/J-SPEED 東日本大震災・熊本地震の教訓の国内実装・国際共有に向けて. プレホスピタル・ケア 31, no. 2 (2018.04 2018): 64-68.
  4. 久保達彦. "マスギャザリングと職業・災害医学 災害診療記録及びJ-SPEEDのマスギャザリング応用." 日本職業・災害医学会会誌 65, no. 臨増 (2017.11 2017): 別150.
  5. 久保 達彦:災害医療情報の標準化が持つ産業保健的意義 産業医学ジャーナル 39(4) 1-5 2016年7月
  6. 久保達彦, 定光大海, 小井土雄一: 東日本大震災の課題からみた今後の災害医療体制のあり方に関する研究 災害カルテに関する研究:標準災害診療記録が搭載するサーベイランスシステムJ‐SPEEDについて 東日本大震災の課題からみた今後の災害医療体制のあり方に関する研究 平成26年度 総括研究報告書 111-131 2015年
  7. 定光大海, 久保達彦, 小井土雄一:東日本大震災の課題からみた今後の災害医療体制のあり方に関する研究 災害カルテに関する研究 東日本大震災の課題からみた今後の災害医療体制のあり方に関する研究 平成26年度 総括研究報告書 83-108 2015年
  8. 久保達彦: 自然災害時を含めた感染症サーベイランスの強化・向上に関する研究 危機時のサーベイランスシステムの構築 災害医療分野における標準災害診療記録と同サーベイランス機能の合意形成状況 自然災害時を含めた感染症サーベイランスの強化・向上に関する研究 平成26年度 総括・分担研究報告書 246-255 2015年
  9. 久保達彦, 高田洋介, 瀬戸弘和, 大友仁, 冨岡譲二, 中瀬克已, 中瀬克已, 平尾智広: 災害時健康情報の実践的集計報告システムJ‐SPEED 日本集団災害医学会誌 19(3) 454- 2014年
  10. 久保達彦 小井土雄一. "災害時診療概況報告システムj-Speedについて." 診療情報管理 30, no. 2 (2018.08 2018): 182. Accessed 2018/10/23. http://search.jamas.or.jp/link/ui/S830360067.
  11. 災害診療記録報告書(災害時の診療録のあり方に関する合同委員会, 2015年)http://www.jhim.jp/disaster/index.html
  12. WHO Representative Office, Philippines.Surveillance in Post Extreme Emergencies and Disasters http://www.wpro.who.int/philippines/areas/emergencies_disasters/speed/en/
  13. Emergency Medical Team Minimum Data Set Working Group, World Health Organization. MINIMUM DATA SET FOR REPORTING BY EMERGENCY MEDICAL TEAMS. 2017年4月

お問い合わせ先

産業医科大学 医学部 公衆衛生学室(HP

担当窓口:久保達彦

北九州市八幡西区医生ケ丘1-1

TEL:093-691-7244 FAX:093-603-4307

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