J-SPEED(Japan-Surveillance in Post Extreme Emergencies and Disasters)は、災害時に医療救護活動の状況を迅速に把握するための医療救護班の診療日報様式です。
東日本大震災を契機に設置された「災害時の診療録のあり方に関する合同委員会」(日本医師会、日本救急医学会、日本災害医学会、日本診療情報管理学会等が参加)において、その基本的な枠組みが提唱されました。
J-SPEEDは、2016年の熊本地震以降、我が国の災害医療における標準的な情報収集手法として実用化されてきました。
医療救護班がJ-SPEEDを用いて診療情報を報告することで、災害医療の指揮・調整を担う本部は、
どこで
どのような患者が
何人診療されているのか
を迅速に把握することが可能となります。
これにより、現場から収集された診療情報を医療調整に活用する、データに基づく本部運営/救護医療マネジメントを実現します。
サミットや国際スポーツ大会、万博などの大規模イベントでは、多数の参加者・関係者が広域に滞在するため、イベント開催地域における医療需要を迅速かつ継続的に把握することが重要となります。
そこでJ-SPEEDは、災害医療だけでなく、大規模イベントにおける医療サーベイランスの手法としても活用されています。
会場周辺の医療救護班を「センチネル」として位置づけ、その診療情報を集約することで、イベント期間中の医療需要や受療動向をリアルタイムに把握します。
大規模イベントにおけるJ-SPEEDの導入目的には以下があります。
会場周辺の医療救護班をセンチネルとしたサーベイランス体制を構築し、参加者・関係者の受療動向をリアルタイムに把握します。
通常とは異なる患者数や症状の集積を早期に捉えることで、感染症、食中毒、熱中症、群集事故など、イベント運営上のリスクとなり得る事象の早期検知につなげます。
首脳等のVIPが参加する大規模イベントでは、VIPに対する高度な医療体制の確保に加えて、VIP以外の参加者・関係者の受療動向を把握することも重要です。
過去の大規模イベントでは、医療機関を受診する人の大多数がVIP以外であることから、一般参加者・関係者の医療需要を継続的にモニタリングすることが、イベント全体の安全確保につながります。
医療需要の異常を早期に検知することで、必要に応じた医療資源の調整を行い、VIPを含むすべてのイベント関係者に対する適切な医療提供体制の維持を支援します。
J-SPEEDによって蓄積された診療情報は、イベント期間中の医療対応を記録するだけでなく、地域医療機関・医療従事者が果たした役割と貢献を可視化する記録となります。
さらに、蓄積されたデータを次回以降の大規模イベントの計画・準備に活用することで、サミット等における医療体制の知見を次世代へ継承することができます。
2016年 G7伊勢志摩サミット
2019年 G20大阪サミット
2023年 G7広島サミット
2025年 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
(医療機関・救護所での診療活動実施時)
この操作は、1医療機関・救護所ごとに毎日実施する操作です。
アプリのホーム画面の左下にある「J-SPEED+ 診療日報作成」のアイコンをタップします。
“診療日報の新規作成”ボタン をタップします。
診療日が正しいことを確認します。
診療地点の右端にある「>」マークをタップします。
診療地点検索画面の「診療地点名検索」欄に該当の診療地点名(医療機関・救護所名) を入力します。「検索」ボタンもしくは、虫眼鏡マークをタップし、該当の診療地点名(医療機関・救護所名) が登録されていればその診療地点名(医療機関名・救護所名)をタップして「選択」ボタンをタップします。(選択した場合は9.へ)
診療地点名(医療機関名・救護所名) が登録されていなければ、「新規追加」ボタンをタップします。診療地点登録画面が表示されます。
診療地点名(医療機関名・救護所名) を入力します。※郵便番号の入力は不要です。
地図から医療機関・救護所となる場所を選択し、長押してください。
「登録」ボタンをタップします。
“患者情報入力”ボタンをタップします。患者一覧画面の“新規追加”ボタンをタップします。画面に表示されている内容に従って診療結果を登録します。この際、「患者情報」画面の上部に表示されている日付と時刻を必ず確認し、診療時刻の修正をおこなってください。
当日患者分について上記10.を繰り返し、入力してください。
当日の患者情報の入力が全て終了した場合は、左上の戻るボタンを3回タップし、アプリのホーム画面に戻る。
※日が変わったら、本項「2.診療日報の新規作成”ボタン をタップします」を実施し、活動報告を新規作成してください。
※登録したデータは修正はできますが削除はできません。削除が必要な場合は本部担当者へご連絡ください。
アプリのホーム画面の中央右下にある「クロノロジー」のアイコンをタップします。
画面左下の左から1番目 にあるステータスアイコンをタップします。表示されるスタンプからチームのステータスを選択、 さらに必要に応じてテキストエリアをタップし事象や状況などを入力 し送信ボタンをタップします。なお、活動中ステータスを選択した場合はさらに活動項目を選択します。 (活動状況が変化する都度、ご実施ください)
派遣開始後は、ステータスを待機中、移動中、活動中のいずれかに設定してください。
クロノロジーを入力する場合は、画面左下の左から2番目にあるテキストアイコンをタップします。。テキストエリアをタップし、事象や状況などを入力します。必要に応じて発(発信元)/受(宛先)を入力します。入力後、送信ボタンをタップします。 (発(発信元)には自動で現在所属しているチーム名が表示されています)
写真を撮影する場合 は、画面左下の左から3 番目のアイコンをタップします。カメラを起動し撮影するか、アルバムから写真を選択、さらに必要に応じてテキストエリアをタップし事象や状況などを入力 し、送信ボタンをタップします。
一日一回、活動開始前(AM5~8時の間)に毎日実施
アプリの画面右上にある「ギア」マークのアイコンをタップ、「健康状態入力」を選択しタップします。(アプリのホーム画面右上にハートマーク 💜 が表示されている場合は、そのアイコンをタップします)
健康状態入力状況一覧の当日の日付をタップします。
健康管理のデータ項目に従って当日の健康状態を入力し「登録」ボタンをタップします。
左上の戻るボタンをタップします。
入力期間:活動開始日~活動終了翌日朝までです。
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